リストインターナショナルリアルティ(横浜市)は、神奈川及び城南エリアで一部支店の統廃合を実施した。事業運営の効率化と顧客サービスの向上を目的としたもので、港北ニュータウン、町田、上大岡の3支店を廃止し、それぞれ武蔵小杉、蒲田、東戸塚の各支店に集約した。なお、蒲田支店は「南東京支店」に名称を変更した。
同社では近年、教育リソースや営業ノウハウの分散が課題となっていたことから、今回の統合により社員育成体制を一本化し、営業品質の向上と効率化を図る。また、AI技術やオンラインツールの普及により顧客の物件探索行動が広域化している現状を踏まえ、地域にとらわれない柔軟な営業体制への転換を進める。更に、拠点集約によるバックオフィス業務の効率化を進めることで、より迅速かつ均質な不動産サービスを提供する狙いだ。
同社は今後、神奈川エリアでの再編を皮切りに、全国展開を見据えた店舗網の再構築を進める方針。質の高い不動産サービスの提供を通じ、顧客満足度の更なる向上を図るとしている。
