日本ハウスホールディングスは決算期変更に伴い、全4半期とも黒字を確保。前年同期間比では増収増益で着地した。
主力の住宅事業は、期首の受注残高や当期の受注棟数・受注高が前年同期間で減少した一方、原価の低減や経費節減が奏功。売上高308億9100万円(前年同期間比11.8%減)、営業利益35億1000万円(同19.6%増)と、前年同期間比では減収増益だった。
ホテル事業はビジネス需要の堅調な回復や、リゾートホテルの客室稼働率改善が進み、増収した。売上高39億3500万円(同10.2%増)、営業損失5億4000万円(前年同期間は営業損失7億2300万円の営業損失)で着地した。
太陽光発電事業などのその他事業は、売上高1億5300万円(前年同期間比0.7%増)、営業利益1億1800万円(同0.9%増)を計上した。
なお、24年4月期より決算期の10月から4月への変更に伴い、前年同期間(24年5月~25年4月)の金額との増減を算出した。
日本ハウスHD
決 算 25年4月期
売上高 349億円 (――)
営業利益 23億円 (――)
経常利益 20億円 (――)
当期利益 11億円 (――)
予 想 26年4月
売上高 339億円 (△3.0%)
営業利益 15億円 (△32.3%)
経常利益 13億円 (△35.4%)
当期利益 7億円 (△47.1%)