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製造時CO2排出量100%削減の鉄筋を採用 大林組

 大林組は、同社技術研究所(東京都清瀬市)で建設中の実験棟「オープンラボ3」(OL3)を活用し、カーボンオフセットで製造時のCO2(二酸化炭素)を100%削減した東京鉄鋼(栃木県小山市)製の鉄筋「タンカロン」を、第2期部分の基礎・地中梁主筋部に採用した。同鉄筋の建物での適用は国内初という。

 更に、大林組は、大阪・関西万博のパナソニックグループのパビリオン「ノモの国」で使用されている設備機器や建材などの約30品目・180点を、同実験棟で再利用する。解体に伴う廃棄物の削減を推進する。