賃貸・管理

賃貸契約のオンライン需要高まる アットホーム調べ

 近年、賃貸物件の契約やライフライン手配をオンラインで完結させたいという需要が高まっている。アットホーム(東京都大田区)が10月16日に公表した調査結果によると、「契約をオンラインで行いたい」と回答した人は36.4%、「重要事項説明をオンラインで受けたい」人は29.6%だった。また、支払い方法についても、クレジットカードやQRコード決済を希望する人が半数を超え、利便性を重視する傾向が強い。特に、「オンラインでの申し込み時に、引っ越し会社やライフラインの手配が一括でできるなら利用したい」という回答が約8割に達しており、手続きの簡便化が求められている。

 調査対象は、2024年7月~25年7月に賃貸物件へ引っ越しを経験した人及び2026年3月までに引っ越しを検討し現在住まい探しをしている18~59歳の男女910人。