総合
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幸福論的 『住宅論』 住宅評論家 本多 信博 81 /100 人間が機械に使われる日 感性を失えばありうる話
コンピューターや人工知能(AI)が導入され普及すると、計算や事務的仕事は機械に任せ、人間はより創造的な仕事に就くことができる、といわれている。 例えば、不動産仲介業でもAIを活用すれば、価格査定も、その(続く) -
居酒屋の詩 88 ともかくも理想の店を探さんと 踏み入りし路地白菊の花
新橋・烏森口の「野崎酒店」はまちがいなくうまい日本酒が飲める店である。一見間口の狭い店で1階はいつも混んでいる。地下はテーブル席だけの静かな空間だが、こちらも夜8時過ぎにはほぼ満席になる。まだ、案内さ(続く) -
ニュースが分かる! Q&A 空き家バンクで移住促進 課題を克服、成約数増加
記者A 空き家バンクの記事(1月21日付1面)を見ると、同じ制度を使ってこんなに自治体ごとの利用件数に違いって出るものなのね。しかも、人口が少ない地域のほうがよく利用されているわ。 記者B 調査前は当然、(続く) -
残したい情景~文化的歴史的所産を巡る~ 第42回 島根県出雲市 一般財団法人 日本不動産研究所 地域を守り続ける築地松 伝えるべき伝統の原風景
松江から出雲大社に向かうには、出雲市斐川町の出雲平野の真ん中をつっきる県道を使うことが多い。交通量の多い国道9号を避ける意味もあるが、広くのどかな田園風景が気に入っているからだ。出雲平野は、東を宍道(続く) -
不動産・住宅スケジュール
3月4日(水) ◎不動産流通推進センターが対話型新講座「事例エクササイズ売買契約 特約・特記事項作成編」を開催(東京都千代田区、同センター セミナールーム)→5月14日(木)に延期 3月6日(金) ◎(続く) -
多用途で進むCLT導入 生産能力は需要の3倍 コストダウン道半ば
住宅新報 2月25日号 お気に入りCLTはひき板(ラミナ)を繊維方向が直交するように重ねて接着した大判のパネル。工場で加工して現場に搬入でき、コンクリートのような養生が必要なく、工期の短縮が見込める。鉄筋コンクリートに比べて自重が軽量で(続く) -
積水ハ前会長の和田氏が会見 取締役刷新の株主提案
住宅新報 2月25日号 お気に入り積水ハウスの前会長である和田勇氏と勝呂文康取締役専務執行役員は2月17日、都内で会見を開き、同社に対する株主提案の説明を行った。 提案内容は和田氏と勝呂専務を含む11人(うち社外取締役7人)の一括選任を(続く) -
大言小語 仕事を奪う敵か味方か
ローソンと富士通は明日26日に、マルチ生体認証技術を活用した〝レジなし〟店舗システムの実証実験を神奈川で始める。手のひらの静脈と顔情報のみで非接触に本人を特定。クレジットカード決済により手ぶらでの買い(続く) -
初の覚書交換し災害時の連携図る UR×近畿地整
住宅新報 2月25日号 お気に入り都市再生機構(UR都市機構)と国土交通省近畿地方整備局(近畿地整)はこのほど、災害等からの早期復旧に向けた相互協力を図るため、「災害対応の連携に関する覚書」を交わした。URと地整との覚書交換は全国で初めて。(続く) -
ひと まちづくりへ態勢整う 空き家対策に取り組むかみのやまランドバンク理事長 渡邊 秀賢さん
理事長を務める、山形県上山市のNPO法人かみのやまランドバンクを「まちづくりの参加者を同じ方向に進めるためのプラットフォーム」と説明する。 同ランドバンクは、19年6月に上山市・民間企業(団体)・明海大(続く) -
今週のことば 新型コロナウイルス感染症
発熱や上気道症状を引き起こすウイルスで、新型コロナウイルス「SARS-CoV2」が原因とされている病気のこと。WHOは、このウイルスによる肺炎などの症状全般を「COVID-19」と名付けた。新型コロナウイルス感染症の治(続く) -
社説 新型肺炎拡大と住宅・不動産業界 落とし穴にはまらぬ早めの対策を
新型コロナウイルスによる肺炎の収束は、いまだ見えてこない。日本国内でも渡航歴がない人の感染が確認され、展示会が中止されるなど、ビジネスの場でも影響が出始めている。ある大手不動産企業幹部は、グループの(続く) -
佐渡市が空き家対策シンポジウム 空き家活用し移住者急増 仲介料などの補助と調査員育成が奏功
住宅新報 2月25日号 お気に入り佐渡市の三浦市長は、同市の面積は東京23区の約1.4倍、高齢化率は40.8%、人口は毎年約1000人減少していると説明し、「市内の空き家は約3600件あり、15年の空き家現況調査でそのうち約3000件が入居可能と分かった。(続く)