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地元・多摩産の木材活用の商業施設を開発 立飛ホールディングス

 立飛ホールディングス(東京都立川市)は、東京・立川の多摩都市モノレール線「立飛」駅の西側で、地元の多摩産の木材を活用した木造商業施設「COMMONS TACHIKAWA TACHIHI」を2025年7月末にオープンする。

 広場や屋外席などの屋外空間を、飲食店舗や物販店舗、動物病院などで構成する2棟の木造商業施設で共有し、地域との一体感を演出する。国産材の多摩産材(国産木材約383立方メートルのうち、多摩産材は約142立方メートル)を構造で活用し、CO2(二酸化炭素)の固定化による環境貢献に加え、森林資源の健全な循環に貢献する。

 建物規模は木造2階建て延べ約2250平方メートル。建設地は東京都立川市泉街500の4の一部ほかの敷地約5443平方メートル。設計は、スタジオノラ(東京都千代田区)、施工は相羽建設(東京都東村山市)が担当している。