売買仲介

東京地裁本庁開札データ 2025年上半期 不動産競売が映す経済情勢 市場縮小が続くも 潮目変調? 一番人気 北千住、店舗併設賃貸に入札71本 売却基準価格3.6倍で落札

 不動産競売マーケットの縮小が続いている。不動産の好況を受けて、不良債権化した不動産は任意売却など競売市場の手前で処理できているためだ。競売物件が増加することは、日本の経済的な側面から判断すればネガティブな事象となるので、現状は社会通念上ポジティブな社会経済活動が続いていると判断できる。ただ、今年上半期の競売市場に潮目の変化がそろりと顔を出している。東京地裁本庁の開札データを基に2025年上半期(1~6月期)の状況から競売市場を観測する。(中野淳)

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