RevComm(レブコム、東京都渋谷区)は、商談内容を可視化・分析できる同社展開の音声解析AI(人工知能)サービスシリーズ「MiiTel」(ミーテル)で、同サービス上に蓄積させた通話内容のビッグデータを最大限に生かす新サービス機能「データマイニングレポート」の提供を開始した。大量のデータから有用な情報やパターンを抽出することで、活用企業各社の事業戦略の立案や、エンドユーザーの満足度の向上に期待ができる。
同社は現在、同サービスシリーズとして、電話に対応する「MiiTel」、ウェブ会議対応の「MiiTel Meetings」、対面会話対応の「MiiTel RecPod」、コールセンター対応の「MiiTel Call Center」を展開している。これらの音声データをAIで解析することで、商談中の会話の最適化を向上させ、ビジネスコミュニケーションの効率化や、生産性の向上、音声データの資産化の実現を支援している。
今回の新サービスは、これらに蓄積した音声データに関して生成AIを用いて、定量的なエビデンス(根拠)に基づきエンドユーザーとのコミュニケーション内容の統計レポートを自動で作成できる。これまでは、膨大な情報をデータ化しても、そのデータから事業戦略の立案などに生かすには、一定程度の分析スキルを要していた。その分析スキルを生成AIが代替えする。