不動産テックで企業不動産ビジネスを展開するククレブアドバイザーズは10月30日、底地ビジネスを展開する地主と資本業務提携を締結することを決定した。すでに両社は今年5月に業務提携を結んでおり、資本提携でさらなる強化を図る。地主は、不動産投資案件情報を連携し、双方の強みを生かしての共同投資や仕入れ強化で事業拡大を目指す。
不動産テックシステムも共同開発し、地主のビジネスノウハウや開発実績、土地情報など独自ネットワークで連携する。資本提携の内容は、ククレブ社が第三者割当方法で発行する新株式を地主が取得する予定。割り当てる株式数は10万8400株、発行済株式の総数に対する割合は2.54%を予定する。
同日、ククレブアドバイザーズは、不動産関連のファイナンスサポートを手掛けるエムエル・エステート(=MLE、東京都港区)とも資本業務提携を締結することも決めた。資本提携でも第三者割当方法で発行する新株式をMLE社が取得する。割り当てる株式数は4万6500株、発行済株式の総数に対する割合は1.09%を予定。こちらも両社は、すでに21年6月に資本業務を結んでいるが、これを強化する。
MLE社の親会社、みずほリースの顧客向けCRE戦略提案を共同で実施する。顧客やパイプライン案件の相互紹介、投資案件や開発案件の共同での取り組み、ブリッジファイナンス機能などで協業する。
 
          



 
               
               
               
               
              



 
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                             
                            